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挿入型傾斜計の修理・校正

耐圧釜

挿入型傾斜計の校正は指示計とセンサーを組で行います(これを組み合わせ校正と呼びます)、よってセンサーとケーブル、及び指示計を他の物と組み合わせて使用すると値が若干変化してきますので、必ず成績書に記載されている計器で計測を行って下さい。

一度分解したケーブルやセンサーは当社で所有する耐圧釜によってケーブルとセンサーをケーブル長に応じた水圧にてテストし密封性を確認いたします、0.3Mpa〜1Mpa(水深30〜100mに相当)

 

概要

測定管の設置

測定結果の整理

パンフレット(PDFファイル)

仕様書(PDFファイル)

取扱説明書(PDFファイル)

傾斜計用データ整理テンプレート(XLSファイル)

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概要

挿入型傾斜計は、土中にボーリングし、その中にアルミ測定管を設置して、そのパイプの微小の曲がり変位量を測定することにより、土中の横方向の動きを測定する計器です。
 測定量は傾斜計により傾斜角を測定し、その値を変位量に換算し変位量をmm単位でデジタルで直読できるように設計されています

測定原理

あらかじめ設置されたアルミ測定管に傾斜計(センサ)を挿入します。センサの位置は、測定ケーブルの目盛により読み取ります。アルミ測定管の曲がりに応じた傾きをセンサが検地して、指示計より変位量として表示されます

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測定管の設置

1.ボーリング
  地盤の地中変位を測定する場合のボーリング深度は、支持層まで、つまり不動点となる点までの深さが必要です。この場合は、測定孔の最下端部を基準点として、地中内各深度の絶対変位を観測する事ができます。もし、最下端部が不動点とならない地盤の場合、地中各深度及び上部地表部の変位は、最下端部との相対変位を示すことになりますので、地表部測量で確認する以外、絶対変位の測量は出来ないことになります。また、ボーリング孔は測定管を固定するためのグラウト用ホースが無理なく挿入できるだけの大きさが必要で、通常,76〜100mmで掘削します。

2.測定管の組み立てと設置
  測定管は、地中の動きに追従させることと挿入型管内傾斜計の方向性を一定に保って孔内をなめらかに移動させることが目的で使用されます。従って測定する地盤内の最も変位が大きいと予想される方向に測定管の溝が向くように注意して設置し、ボーリング孔壁と測定管の空隙は、グラウトにより密着させることが重要です

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測定結果の整理

現場で測定されて得られたデータは、以下に示す順序で整理を行い、地中の水平変位として求めることができます。

1.各深度における指示値(M1,M2)
測定原理のところで説明されているとおり傾斜計(センサー)で検出されて値は傾斜計ローラ間の中心を基準にして、500mmの位置における傾斜角(θ)を指示計内で自動的に変位(500sinθ)に換算された値を示します。しかし、どのような計器であっても必ずある程度の定められた範囲以内の誤差、つまり、固有誤差をもっているものです、つまり逆方向(M2)の2回を測定して固有誤差を相殺するようにします。
例としてある深度におけるデータを使用して説明します

M1 = -1.02 = 真の値(-1.00) + 誤差(-0.02)
M2 = +0.98 = 真の値(+1.00) + 誤差(-0.02)
(M1=正常な方向の指示値、M2=逆方向の指示値)とすれば、真の測定値ΔMは
ΔM = (M1-M2)/2 = ((-1.02)-(+0.98))/2 = -2.00/2 = -1.00
となり、固有誤差は相殺されて、真の値が計算されることが分かります

2.初期値
測定管を設置した後、最初に測定した時のΔMがそのまま初期値M0となります
最初の測定値 ΔM=初期値 M0

3.真の深度別変位量(ΔM)
測定管は、ボーリング孔内に設置されますので、鉛直に設置するつもりであっても、必ず少しは傾斜として設置されます、従って、測定管を設置した時に測定した値(M0)を基準として、その後に測定した値(ΔM)より最初の基準値(M0)を差し引いたものが、真のその深度における変位(ΔM)となります。

4.累計変位量(ΣΔ)
地中の変位の測定は、通常測定管の最深部を不動点として計算されて、孔の間借りカーブが描かれます。従って、測定孔の変位は最下部を基準として計算されて2度目の測点からは前段の値を累積していくことになります

具体的に例を示せば下記のようになります

深度
深度別変位量
累計変位量
計算方法
-0.20
-0.04+(-0.16)
18.0
-0.16
-0.04
+0.01+(-0.05)
18.5
-0.05
+0.01
-0.14+(+0.15)
19.0
+0.15
-0.14
-0.01+(-0.13)
19.5
-0.13
-0.01
+0.00+(-0.01)
20.0
-0.01
+0.00
基準

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